外反母趾はなぜ起こる? 夏に痛みが悪化⁉

「久しぶりにサンダルを履いたら、親指の付け根が靴に当たって痛い」

「パンプスを一日履いていると、足の外側がジンジンしてくる」。

夏になると、こうしたお悩みを口にされる患者さんがぐっと増えます。

私が日々の施術で診ていると、実はこの痛みの背景に「外反母趾」が隠れていることが少なくありません。

外反母趾はどうして起こるの?😣

外反母趾とは、親指の付け根の関節が外側(小指側)に曲がってしまい、付け根の骨が内側に飛び出してくる状態のことです。

この飛び出した部分が靴に当たって痛みが出たり、赤く腫れたりします。

原因は一つではなく、いくつかの要因が重なって起こると考えられています。

  • 足の横アーチの低下:足の指の付け根には本来アーチ(緩やかなカーブ)があるのですが、加齢や筋力低下、歩き方のクセなどでこのアーチが崩れると、指が外側に流れやすくなります。
  • 足首の軸のズレ:着地のたびに足首が内側に倒れ込むような歩き方(いわゆる回内足)をしていると、足全体への体重のかけ方が偏り、横アーチの崩れや指の変形が進みやすくなることがあります。
  • 遺伝・骨格的な要因:もともとの足の形や関節の柔らかさが影響することもあります。
  • 靴による圧迫:先が細い靴やヒールの高い靴を履き続けると、指が本来と違う向きに押し込まれ、変形を助長してしまいます。

つまり、「靴が外反母趾を作る」というより、「もともとある足の崩れやすさを、靴が加速させてしまう」というイメージの方が近いかもしれません。

夏の「あの靴」には要注意です⚠️

サンダルやミュール、パンプスのように甲やかかとをしっかり固定しない靴は、足の指が踏ん張って靴を脱がさないようにする動きを無意識にしています。

これが続くと、指先に余計な負担がかかり続けることになります。

特に、すでに親指の付け根に痛みや違和感がある方、外側に少し曲がってきたかなと感じている方は、

そうした靴を長時間・長期間履き続けるのはできるだけ避けていただくことをおすすめしています!

おしゃれや気分転換で短時間履く分には問題ありませんが、「一日中その靴で過ごす」「毎日同じ靴」というのは、足にとってはなかなかハードな環境です😰

セルフチェックしてみましょう

  • 親指が人差し指の方に少し傾いている
  • 親指の付け根が靴に当たって痛い、赤くなる
  • 裸足で足を揃えて立ったとき、親指と親指の間に広く隙間ができている
  • 足の裏、指の付け根あたりや親指の側面にタコができやすい

当てはまる項目があっても、すぐに心配しすぎる必要はありません。

ただ、放っておくと変形がゆっくり進んでいく可能性もあるため、早めに足の状態を知っておくことをおすすめします!

「外反母趾は痛くなくても放置すると危険😱」と言われています。

当院でできること

当院では、足の形や歩き方のクセを見ながら、外反母趾の状態や進行の背景を確認しています。

あわせて、今お使いの靴のチェックや、足に合ったシューズ・インソールのフィッティングも行っていますので、

「今履いている靴、実は自分の足に合っていないかも」と思い当たる方は、一度見せていただくだけでも参考になると思います(^^♪

おわりに

外反母趾は、痛みが出てから慌てるより、気づいた時点で靴や歩き方を見直すことが大切です!

今履いているサンダルやパンプス、少し窮屈に感じていませんか?気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください😄